Suganote

23歳までに気づいた23のライフハック

May 19, 2019

24 歳になり、今の自分のテーマみたいなものってなんだろう?と考えてみたところ「ライフハック」という単語が浮かんだので書いてみました。 ライフハックというよりは、生き方とか、自己啓発的な内容に近いかもしれません。

これはなんなのか

僕が今まで生きてきた中で、日常的に意識している、もしくは大切にしたいと思っている価値観や、よりよく生きるための方法をまとめた、いわばライフハックのリストです。 23 歳という年にちなんで 23 個思いつくかな?と思って書いてみたら意外とポンポン出てきたのでびっくりしました。 とりとめもない感じではありますが、一応「生活」、「考え」、「人間」の 3 つの観点からまとめています。

【生活】

  1. 小さな習慣の連続が自分を作る
    だからなんでも良いので小さな習慣を重ねよう。という話。 参照: Atomic Habits(日本語版でないんかな)https://amzn.to/2LUtl08
  2. 小さな成功体験を重ねる
    強烈な成功体験だけじゃなく、日常な些細な成功が自分に自信をもたらしてくれる。 僕はよくノートに達成したいアクション、例えば「上司に〇〇を報告する」とか「誰々に連絡する」みたいな小さな目標を TODO 形式で書いて、達成したらチェックをつけるようにしている。 これだけで、ああこんなに色んなことをやってる自分えらい!と自己肯定感を上げることができる。
  3. 流行り物より長く愛されるものを知る
    SNS で流行ってるとか、そういう類のものは大抵年を超えると誰もが忘れる程度のものが多い。長く必要とされるものを見極める。 ものだけじゃなく、知識とかも同じ。これは単なる流行りなのか?を見極めようとする意識が大切であると最近は思う。
  4. 食事は自分を作る。 甘いものと小麦は取りすぎない
    最近一番気をつけていることの一つ。 食事を変えるだけで性格も変わると思っている。試しに1週間、お菓子を食べるのをやめてみてはいかがだろ イギリス留学時にハンバーガーばっかり食ってた時期、アレルギーのように肌荒れを起こしたり、常にイライラしてたので、帰国後なるべくジャンクフードを食べないようにしていたところ、本当にイライラすることが減ったように感じる。
  5. 日常の小さな違和感を大切にする
    日常の小さな違和感は、自分の意識、環境が大きく変わる前の予兆だと思っている。良い意味でも悪い意味でも。 周囲と合わないとか、最近付き合いが悪いとか、些細な事柄でも、その違和感がなんなのかをなるべく知る努力をする。変化を許容できない状態が一番良くない。
  6. 稼いだお金の 10%くらいは誰かのために使う
    これは投資に近いけど、何かしらのお礼として帰ってくることもあるし、何より感謝されるから嬉しい。友達に奢ったり、プレゼントに使う。最近はまっているのは、誕生日にスタバのクーポンを友達にあげること。 お金に余裕があるときはお世話になっている人に還元する。
  7. 不安は要素を知ることで解決する
    大抵の不安はその要素を知り、解決策を決めることで克服できる。 なんか不安で眠れない、仕事が手につかないなどに陥りがちな自分にとって、これを発見できただけでかなり生きやすくなった。
  8. Get (得る) より Lose (手放す)を意識する
    仏教から学んだ。本当の幸福感は、得ることよりも手放すことで得られると考えるようにしている。 僕は普段から何でもかんでもやりたいことを手当たり次第やって、どれも中途半端に終わることが多い。 そのときに、「本当に自分がやりたいことは何か」を考えて、それに必要のない要素はやらないという選択をするだけで生き方がクリアになる。
  9. 全てのものごとは最小単位で見た時にひとつに繋がっている (だから細部にこだわる)
    ワンネス思想に近い。動的平衡とか、そこら辺の話。禅(曹洞宗)の思想もこれに近い。全ての行為が悟りにつながっている 何かを怠ったりするとそのほころびが必ずどこかに現れてくる、人間関係とかにも言える。 なので、「より良くしよう」と意識することが自分の生き方を変えると思っている。

考え

  1. 思考を言葉にすることにこだわる
    言葉にできないことは考えていないことも同じである。 絵やイメージは抽象的に理解するには適しているが、定義づけは言葉にしかできない。言葉にすることで、初めて思考を定義化することができるから。
  2. 伝えるときはシンプルに
    本当に物事や分野に精通している人は、その物事をシンプルに伝えることができると思っている。なぜなら、深い理解は物事を他のより一般的な概念と結びつけて物事を説明することができるから。
  3. まず問いから考える (優れた答えは良質な問いから発生する)
    詳細は「イシューから始めよ」を読んでください。(読み返して思ったけど僕の考え方はこの本からめちゃくちゃ影響受けてる)
  4. 大きな問題は小さく分解する
    答えが見えにくい、複雑に見える問題も、紐解いていけば意外とシンプルな複数要素から生まれる構造であることが多い。 ここに関しては特にプログラミングから学んだ。
  5. 空白の時間が創造力を養う
    何かを作りたい、表現したいという欲求は何もしない時間から生まれる。 忙しい、充実をすると何かを達成したいという欲求が消えていく。 考えからは山口さんの「思考と情報のパラドクス」に近いかも。 https://diamond.jp/articles/-/13974
  6. 情報は発信源から仕入れる
    ググるよりも、知識をつけたいならその道の専門家に聞くのが結局一番手っ取り早い。 https://business.nikkei.com/atcl/report/16/061900143/061900004/
  7. 何かの決断のための情報は集め過ぎない
    選択肢が増え過ぎると決断することができなくなる。シーナアイエンガー教授の選択の心理に関する実験をチェック
  8. 性格も発言もなるべくオープンにする
    オープンであることは議論を作りだし、かつより深いテーマへと発展することがある。 あと誰かに向けて情報を発信することを意識することはより高い次元のアウトプットにつながる。
  9. 人生の選択に悩んだ時はより困難な道を選ぶ
    より困難な道が、その人らしさに磨きをかけ、人生に深みを与えてくれると思っている。 卒業後の進路で悩んでいた時に恩師から教わった大切なことの一つ
  10. 9 割の芸術品より 6 割の完成品を目指す
    マークザッカーバーグがいった、「Done is better than perfect」と。 (今の Fecebook の現状を見ると Done を先走りすぎて問題になったような気もするが) まず何よりもことを完成させることを意識する。時間帯効果の話、9 割の完成にかかる時間が 10 だとして、6 割の完成にかかる時間は大抵その半分以下の場合が多い。 この部分に関しては、水野学さんの本とかから得ることが多かった。 https://president.jp/articles/-/5078

人間

  1. 人と話すときは目を見る
    人の感情は目から得られることが多い。うつむいて話すより、伝えたいことは目を見て伝える。
  2. 自分の話を聞くより、人の話に耳を傾ける
    話 3 割、聞くこと 7 割。大抵相手は自分の話をしたがるものだから。
  3. 他人へはエゴより共感を示す (自慢話はしないなど)
    エゴは人間関係においてあまり良い作用を与えてくれた記憶がない。共感を示すことで場に一体感作り出すことができる。
  4. 10 人の浅い繋がりより 1 人の大事を支えてくれる友人を大切にする
    浅い友人は自分に良い影響を与えてくれない。切磋琢磨したり、本当に困っている時に助けてくれる友人を大切にする、していきたい。

ライフハックについて

僕は、人間は根源的に「より良く生きる」ことを自問している生きもの、だと思っています。数ある人生の選択肢の中から、より自分らしく生きられる道はどっちだろう?とか、“こうありたい”という望むイメージにより近づけるように、努力をしたり、妥協したり、挫折したり、様々なその選択によって様々なイベントが起こります。その中で誰しもライフハックと言える世渡り術のようなものがあるんじゃないでしょうか。もしそう思えたと感じていただけたのであれば、これを書いた意味があるなと、嬉しい限りです。